書き手:ここななパパ(防水工事の職人/2児の父)
自己紹介:何の職人なのか
このブログでは「現場職人」とだけ名乗ってきましたが、今回はちゃんと自己紹介しようと思います。
僕の専門は防水工事、なかでも塩ビシート防水です。あわせて、外壁工事・塗装・シーリングの経験もあります。これまでの中古住宅の記事で「職人目線」と書いてきましたが、その中身はこの仕事です。
普段の仕事内容
主にやっているのは、新築の屋上やベランダの防水工事です。
建物は、雨風から中の人や物を守れて初めて機能します。防水はその中でも「見えないけれど絶対に手を抜けない」工程です。地味に思われがちですが、ここが甘いと後々の雨漏りに直結するので、責任は大きい仕事だと思っています。
ここまでの道のり(ざっくりと)
高校は普通科でした。卒業後、職業訓練校の建築系コースに進んで、そこから今の仕事に就きました。
……と、さらっと書きましたが、実はこの進路選びには、それなりに長い事情があります。家庭の事情、お金の話、当時けっこう追い詰められていたこと。書き出すと長くなるので、これは別の記事で改めてちゃんと書こうと思います。
持っている資格
現場で働くうえで、これまでに取得した資格です。
- 第二種電気工事士
- 一級防水施工技能士
- 危険物取扱者 乙種第4類
- 職長教育
- 足場作業主任者
- 石綿作業主任者
- 有機溶剤作業主任者
- 高所作業車特別教育
防水以外の資格も含まれていますが、現場では色々な作業に関わる場面があるので、その都度必要な資格を取ってきた形です。
印象に残っている現場
これまでいろいろな現場に入ってきましたが、塗装工事であった、ある現場が特に印象に残っています。
一人で任された現場でした。狭小地に建つ3階建てのお宅で、お客さんが保護猫の活動をされていて、裏の窓からは常に猫が出入りしていました。屋上には自作の風呂場があって、壁にもいろいろなものが吊るしてある、正直かなり個性的なお宅でした(詳しくは、お客さんのプライバシーもあるのでこのくらいにしておきます)。
塗装工事は「養生」という、塗らない部分を保護する工程が、そのあとの仕上がりの質を大きく左右します。このお宅は、この養生作業がとんでもなく大変でした。一人で、狭い足場の中、あちこちに吊るされたものをよけながら養生していったのを、今でもよく覚えています。
まとめ
自分がどういう仕事をしてきたかを、あらためて言葉にしてみました。
これまで書いてきた中古住宅の記事の「職人目線」は、この現場経験の積み重ねから来ています。次は、この仕事に就くまでの、もう少し込み入った話を書こうと思います。
同じ業界で働いている方や、これから職人を目指す方からのコメントもお待ちしています。

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