書き手:ここななパパ(防水工事の職人/2児の父)
結論:分からないまま払っていい工程もある
記事6で「見積もりが読めるなら自分で業者を選んでいい」と書きました。今日はその逆の話です。分からないことは、分からないまま業者に託していいという話です。
物件に元々あった浄化槽を撤去して、下水道につなぎ直す工事をしました。これが、正直に言うと、中身をよく理解しないまま進んだ工事でした。
覚えている範囲の工事の流れ
はっきり言って、あやふやです。工事の様子を、実際にはあまり見られていませんでした。
自分の理解では、こんな流れだったと思います。
- まず浄化槽の撤去
- 浄化槽があった位置の土間コンクリートを斫って(はつって)撤去
- 配管工事
- 掘り返した土に下水道管を埋めて接続、埋め戻し
「だったと思います」という書き方になっているのが、正直な実力です。
かかった費用
内訳は、次のような感じでした。
- 浄化槽関連工事:約43万円
- 排水管工事:約30万円
- 公共枡接続工事:約1万円
- 土間コンクリートの切断・斫り・復旧:約19万円
- その他補修・処分費・雑工・諸経費:約27万円
総額(税込)で、約143万円。 これが記事1で「高かった」と書いた出費のひとつです。
もうひとつ、貯水槽のポンプも
記事1で「貯水槽のポンプが壊れていた」と書きましたが、これも浄化槽とは別の設備で、交換に約66万円かかりました。浄化槽・下水道の143万円とは別枠の出費です。
見えない設備は、壊れているかどうかも内見では分かりませんし、直すとなると金額もまとまって出ていきます。ここも正直、「そういうものなんだ」と受け止めるしかありませんでした。
期間と役所手続き
期間は2週間ほどだったと思います。これも、正直あまり正確には覚えていません。
役所への切り替え届のような手続きも必要だったはずですが、これは業者がすべて代行してくれました。自分では何もしていません。
正直な告白
これまでの記事では、それなりに「職人目線での学び」を書いてきたつもりです。でも、この水道工事に関しては、分からないことだらけでした。
「何が想定外だったか」と聞かれても、正直、何が普通で何が想定外なのかすら判断できません。「これから同じ状況になる人へのアドバイス」も、思いつきませんでした。
それでいい、と今は思っています
最初は「これじゃ記事にならないかも」と思いました。でも、これは逆に大事なことだと思い直しました。
僕は建築のプロですが、それでも専門外の工程は普通にあります。全部を理解して発注する必要はありません。 役所の手続きも、業者が代わりにやってくれました。分からない工程は、信頼できる業者に「餅は餅屋」で任せてしまっていい。それでちゃんと工事は終わりましたし、今も問題なく暮らせています。
理解できたことも、理解できなかったことも、両方あって当然。中古住宅の改修は、それでいいんだと思います。
水道工事の費用感について、聞きたいことがあればコメントで教えてください。分かる範囲で答えます。


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